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- 中期計画 SiLK VISION 2013の達成と、次期中期計画を
視野に入れた展開を着実に推進いたします。
〜構造改革プログラム「SiLK Renaissance」を計画通り遂行し、V字回復を実現〜 - 当期の業績について
- 2012年4月期のインターネット市場においては、パソコン/フィーチャーフォン(ガラケー)から、スマートフォン/タブレットへ利用端末が急速にシフトする中で、接続方法としても固定網からモバイル網へのシフトが始まって参りました。その中で、機器を選ばず利用できるユビキタスインターネットの第一段階であるクラウドサービス市場ではエンドユーザー向けサービスの浸透など一層の拡大が見込まれています。また、海外では、BRICs(Brazil:ブラジル、Russia:ロシア、India:インド、China:中国)を中心とした新興市場においてインターネット利用者数が急増したことにより、既存インターネットを支える、30年以上前に設計されたIPv4アドレスの枯渇が現実的のものとなり、次世代のインターネットの基礎技術であるIPv6への移行が不可避な状況となっております。
このような背景のもと当社グループでは、不安定な社会環境においても継続的な成長を実現できる体制の 整備を目指し、昨年度より構造改革プログラム「SiLK Renaissance」を遂行、ノンコア事業の整理を行うと共に、コア事業としてSmart Infra提供事業への注力、有利子負債の圧縮(約17億円)を推進しました。
これらの結果、各コア事業は業績を大幅改善し、各種新規事業の着実な収益化、さらにそれらを継続的に改善していくための各種技術要素の完成させることが出来ました。
その結果、当連結会計年度の売上高は、前年度比9.0%減の21,180百万円、営業利益は375%増の903百万円、経常利益は367.3%増の1,027百万円、当期純利益は244百万円の黒字となりV字回復を実現しました。なお、売上高の減少はSiLK Renaissanceにしたがって、ノンコア事業であるギルドコーポレーション(前年売上高42億円)およびリアルデータセンター事業(前年度売上高4.4億円)を前連結会計年度に売却したこと、エグゼモードのプロパー事業から撤退した事よるものであります。
- 2013年の取り組みについて
- 2013年4月期に関しましては、弊社の理念である「Being The NET Frontier! −インターネットを広げ社会に貢献する」にしたがってインターネットの世界を広げていくために、どのように基盤(インフラ)部分で貢献ができているかを明確に示すため、事業セグメント名を「顧客別名称」から「提供インフラ別名称」に変更いたします。各事業のトピックスといたしましては、ブロードバンドインフラ事業(旧ISP’sISP)において、
光回線から高速モバイル通信(MVNO: Mobile Virtual Network Operator)へのシフトへの準備とCloudMailを中心としたクラウド商材の販売拡充を引き続き積極的に行います。現在、インターネット接続サービスにおいて、約120万ユーザーを獲得しておりますが、クラウド領域においても100万ユーザーの獲得を目指し、双方合わせて220万人のアカウント規模への拡大を図るとともに、回線依存の体質からの脱却を進めてまいります。モバイル通信に関しましては、積極的な投資を行い、現在の3Gに加え、4Gに対しての準備も進めてまいります。成長著しいクラウドコンピューティング(旧iDC’siDC)事業におきましては、2012年4月期の第4四半期に黒字転換に成功しており、更なる収益貢献に向け「フリービットクラウドVDC(Virtual Data Center)」を引き続き積極的に展開するとともに、販売体制につきましても、直販の他、オンライン販売の拡充やOEM販売も積極的に進めてまいります。アドテクノロジーインフラ(旧Internet Marketing)におきましては、テクノロジーに特化したインターネット総合広告代理店を目指し、海外への進出や新たな広告プラットフォームサービス「AdMatrix」の提供による事業拡大を図ってまいります。B2C事業におきましては、2012年4月期におきましてクラウド・モバイル分野の成長によりユーザー数が純増基調への転換に成功しており、現状の勢力を継続してまいります。さらに、次世代インターネット・ユビキタスインフラ事業(旧Maker’s Maker)に関しましては、2012年5月に完成した、膨大な種類のデジタル機器をSDカード1枚で瞬時にクラウド対応させる「Plug inCloud」 アーキテクチャーを切り口に、今後の拡大が見込まれる機器間自動通信市場(M2M市場)に参入してまいります。特別なシステムインテグレーション無しに、今後ニーズが増加すると予想される在宅医療や自動車関連機器でのネットワーク化など、広大な市場でのサービス展開が可能となります。最後に中国事業に関しましては、ジャスミン革命等の影響により中国政府のIPv6事業許可が延期されておりましたが、昨年末に温家宝首相自ら、2013年のIPv6商用化と約2兆円の投資を表明したことにより、IPv6市場が熱を帯びて参りました。2013年に向けてパートナー企業の中国最大のコンシューマーエレクトロニクス企業であるaigo、BIIとともに準備を進めてまいります。
以上の取り組みを推進することによりコア事業をさらに拡大し、SiLK VISION 2013の達成を目指します。
そして、IPv6の現実化など当社グループの目指す「Web to SiLK(インターネットを絹のような滑らかなネットワークに)」の実現に向け大きな進展が予想される次期中期経営計画を視野に入れ、将来に向けた施策に積極的に取り組んでまいります。
株主の皆様におかれましては、これまでと変わらぬご理解及びご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

2012年 7月26日
フリービット株式会社
代表取締役社長 CEO 石田宏樹

